現実との境界
作中の曖昧さは残します。どの文章が創作で、記録がどこに残るかは、隠さず書きます。
フィクション
この作品の人物、店、公演、踏切、花は創作です。実在の下北沢の案内ではなく、歴史の復元でもありません。公式の地図に、この踏切はありません。
物語の不確かさ
作中の証言は食い違うことがあります。食い違いは、未解決のまま残してよいものです。システムは、どの証言が心理的に正しいかを判定しません。
偶然
偶然は、種子と重みと条件から再現できる操作です。起きてしまった列を、最初から決まっていたこととしては表示しません。同じ列は、別の意味を持ち得ます。
保存
記録はこのブラウザの中だけに残ります。ブラウザのデータを消すと消え、別の端末や別のブラウザには移りません。ほかのブラウザの記録と、自動で混ざることはありません。氏名、メールアドレス、位置情報は受け取りません。サーバーへは送りません。
残るのは、種子、訪れた架空の場所、読んだ断片、選択、出来事の列、物語上の条件、時刻です。氏名、メールアドレス、正確な位置、顔、音声の録音は受け取りません。カメラもマイクも使いません。ジオロケーションも使いません。
操作
記録は書き出せます。消せます。新しい種子ではじめられます。途中でやめても、罰はありません。選択に制限時間はありません。音は最初から消えていて、物語の理解には不要です。
曖昧さと、操作の透明性
作中の記憶は曖昧でよい。どの断片がフィクションで、どの注記がシステムによるものかは、隠さず示します。出所は各断片の「出所」から開きます。研究用の種子は、記録の頁にだけ出します。
体験のあとに書いたこと
参加者が残した文章は、フィクションの本文にはなりません。システムの記録を、その文章を測る基準にはしません。書いた内容は、書き出さない限りこの端末の外へ送りません。再訪について残した文章も、別の場所について残した文章も、出会いについて残した文章も同じです。街の記録を消すとき、結び付いたそれらの文章も消します。街の記録だけを消し、文章を残す場合、その文章は新しい街の記録には結び付きません。
将来、街に出るとき
この版は、現実の道路や店では何もしません。あとから外へ出る場合に先立って、次を分けておきます。いまは実装していません。
- 参加者の同意。参加しない自由。
- 参加者でない人の権利。巻き込まれないこと。
- 実在の場所を使うときの許可と、正確さの限界。
- 撮影の許可。写したくない人を写さないこと。
- 公共空間での安全。通行、夜間、緊急時の妨げをしないこと。
- 望まれない介入をしないこと。フィクションを実在の緊急事態として見せないこと。